化粧水と乳液
肌(はだ)トラブルの多く(おおく)は、毛穴(けあな)につまった汚れ(よごれ)が原因(げんいん)といわれます。したがって洗浄(せんじょう)はスキンケアのために非常に(ひじょうに)重要(じゅうよう)な基本(きほん)です。しかしその洗浄(せんじょう)によって、人間(にんげん)が本来(ほんらい)持っ(もっ)ている、天然(てんねん)の保護膜(ほごまく)やうるおい成分(せいぶん)までが取り除か(とりのぞか)れてしまい、洗顔後(せんがんご)にお肌(おはだ)がつっぱったり、お風呂(おふろ)に入っ(はいっ)たあとに肌(はだ)がかさかさする、かゆみがある、といった症状(しょうじょう)が出る(でる)ことがあります。たとえば、洗顔後(せんがんご)の角層(かくそう)をみると、たっぷりと水分(すいぶん)が含ま(ふくま)れています。しかしこれらの水分(すいぶん)は20分(ふん)程度(ていど)でどんどん蒸発(じょうはつ)していってしまうのです。乾燥(かんそう)の激しい(はげしい)時期(じき)や、エアコンがきいた室内(しつない)では特に(とくに)そうです。また普段(ふだん)から肌(はだ)が乾燥(かんそう)しがちな方(ほう)は、注意(ちゅうい)が必要(ひつよう)です。したがってできるだけ早く(はやく)、肌(はだ)を保湿(ほしつ)することが必要(ひつよう)です。化粧水(けしょうすい)や乳液(にゅうえき)を外(そと)から補っ(おぎなっ)てあげるのです。化粧水(けしょうすい)は水分(すいぶん)と保湿(ほしつ)成分(せいぶん)を補給(ほきゅう)し、肌(はだ)のきめをととのえる役割(やくわり)をします。そのあと、乳液(にゅうえき)をつけます。乳液(にゅうえき)は、肌(はだ)に水分(すいぶん)や油分(あぶらぶん)、保湿(ほしつ)成分(せいぶん)を補い(おぎない)ます。また、肌(はだ)の表面(ひょうめん)に乳化(にゅうか)膜(まく)を作り(つくり)、肌(はだ)から水分(すいぶん)が蒸発(じょうはつ)するのを防ぐ(ふせぐ)役割(やくわり)があり、肌(はだ)のうるおいバランスを保つ(たもつ)のに重要(じゅうよう)な役割(やくわり)を担い(かつい)ます。さきほど、洗顔(せんがん)のあと20分(ふん)程度(ていど)で角層(かくそう)の水分(すいぶん)が蒸発(じょうはつ)してしまう、とお話(おはなし)しました。ということは、この化粧水(けしょうすい)と乳液(にゅうえき)による保湿(ほしつ)ケアは、その前(そのまえ)に・・・10分(ふん)以内(いない)に行う(おこなう)ことが必要(ひつよう)です。洗面台(せんめんだい)に、あるいはお風呂場(おふろば)の脱衣所(だついじょ)に、化粧水(けしょうすい)と乳液(にゅうえき)を置い(おい)ておき、洗顔(せんがん)や入浴後(にゅうよくご)にすぐつけることを習慣化(しゅうかんか)するとよいかもしれませんね。
肌 トラブル
肌トラブルの多くは、毛穴につまった汚れが原因といわれます。したがって洗浄はスキンケアのために非常に重要な基本です。しかしその洗浄によって、人間が本来持っている、天然の保護膜やうるおい成分までが取り除かれてしまい、洗顔後にお肌がつっぱったり、お風呂に入ったあとに肌がかさかさする、かゆみがある、といった症状が出ることがあります。
肌 トラブル