発疹の種類

肌(はだ)トラブルとは、皮膚(ひふ)に何らかの(なんらかの)変化(へんか)が生じ(しょうじ)た状態(じょうたい)と定義(ていぎ)できます。多く(おおく)は目(め)に見える(みえる)変化(へんか)で、発疹(はっしん)(ほっしん)あるいは皮疹(ひしん)(ひしん)と呼ばれ(よばれ)ます。この発疹(はっしん)が身体(しんたい)のどの部分(ぶぶん)に、どのように分布(ぶんぷ)しているか、その配列(はいれつ)や形(かたち)およびかゆみの有無(うむ)などの症状(しょうじょう)から、病気(びょうき)が診断(しんだん)されます。発疹(はっしん)にはさまざまな種類(しゅるい)があります:●斑(ふ)(はん)・・・皮膚(ひふ)面(めん)よりも盛り上がら(もりあがら)ないもので、色調(しきちょう)の変化(へんか)が中心(ちゅうしん)となる皮膚(ひふ)の状態(じょうたい)です。赤く(あかく)なるもの、青く(あおく)なるもの、白く(しろく)なるものなどがあります。紫(むらさき)になるものを紫斑(しはん)(しはん)と呼び(よび)ます。●丘疹(きゅうしん)(きゅうしん)・・・皮膚(ひふ)面(めん)よりもほぼ半球状(はんきゅうじょう)に盛り上がっ(もりあがっ)ています。直径(ちょっけい)1センチメートル程度(ていど)までのもの。●結節(けっせつ)(けっせつ)、腫瘍(しゅよう)(しゅよう)、腫瘤(しゅりゅう)(しゅりゅう)・・・丘疹(きゅうしん)の大きな(おおきな)ものと考え(かんがえ)ていいでしょう。直径(ちょっけい)1センチメートル以上(いじょう)のものです。●局面(きょくめん)(きょくめん)・・・皮膚(ひふ)面(めん)よりもほぼ平ら(たいら)に盛り上がっ(もりあがっ)て皮膚(ひふ)病変(びょうへん)。●水泡(すいほう)(すいほう)・・・皮膚(ひふ)のなかに液体(えきたい)がたまった状態(じょうたい)です。●膿胞(のうほう)(のうほう)・・・黄色(きいろ)のにごった物質(ぶっしつ)、いわゆる膿(うみ)(うみ)がたまった状態(じょうたい)です。●びらん・・・皮膚(ひふ)の一部(いちぶ)あるいはすべてが失わ(うしなわ)れ、赤く(あかく)ただれた状態(じょうたい)です。●潰瘍(かいよう)(かいよう)・・・皮膚(ひふ)の欠損(けっそん)が真皮(しんぴ)まで達し(たっし)た状態(じょうたい)で跡(あと)が残り(のこり)ます。●鱗屑(りんせつ)(りんせつ)・・・角質(かくしつ)が白く(しろく)ふけのようになって目(め)に見え(みえ)ます。●か皮(かわ)(かひ)・・・血液(けつえき)成分(せいぶん)が皮膚(ひふ)の表面(ひょうめん)に固着(こちゃく)したもので、一般(いっぱん)にいう「かさぶた」です。●亀裂(きれつ)(きれつ)・・・皮膚(ひふ)が切れ(きれ)て、割れ目(われめ)ができた状態(じょうたい)です。

肌 トラブル

肌トラブルとは、皮膚に何らかの変化が生じた状態と定義できます。多くは目に見える変化で、発疹(ほっしん)あるいは皮疹(ひしん)と呼ばれます。

肌 トラブル