発熱と発疹を伴う場合

肌(はだ)のトラブルという場合(ばあい)、たいてい発疹(はっしん)がみられます。ただし発疹(はっしん)が見(み)られたからといって皮膚(ひふ)疾患(しっかん)が原因(げんいん)とは限り(かぎり)ません。特に(とくに)、発疹(はっしん)と発熱(はつねつ)がともに見(み)られる場合(ばあい)、全身性(ぜんしんせい)の疾患(しっかん)(内臓(ないぞう)の疾患(しっかん))が疑わ(うたがわ)れることがあります。発疹(はっしん)と発熱(はつねつ)という症状(しょうじょう)のほかに、次(つぎ)の症状(しょうじょう)がある場合(ばあい)は、皮膚科(ひふか)以外(いがい)の可能性(かのうせい)も含め(ふくめ)て全身(ぜんしん)の症状(しょうじょう)を注意深く(ちゅういぶかく)観察(かんさつ)して、適切(てきせつ)な科(か)を受診(じゅしん)してください。お子さん(おこさん)の場合(ばあい)で、のどの痛み(いたみ)があり、細かい(こまかい)赤い(あかい)発疹(はっしん)がみられる場合(ばあい)は、「風疹(ふうしん)」が疑わ(うたがわ)れます。のどの痛み(いたみ)、鼻水(はなみず)があり、口(くち)粘膜(ねんまく)に斑点(はんてん)がある場合(ばあい)は、「はしか(麻疹(はしか))」が疑わ(うたがわ)れます。緊急(きんきゅう)を要(よう)します。小児科(しょうにか)を受診(じゅしん)します。また、水泡(すいほう)とかさぶたがあり、かゆみが見(み)られる場合(ばあい)、「水ぼうそう(みずぼうそう)」が考え(かんがえ)られます。高熱(こうねつ)を発(はっ)し、悪寒(おかん)があり、イチゴ舌(じた)のある場合(ばあい)は、「猩紅熱(しょうこうねつ)(しょうこうねつ)」が考え(かんがえ)られます。緊急(きんきゅう)を要(よう)します。これらはいずれも小児科(しょうにか)を受診(じゅしん)する必要(ひつよう)があります。お子さん(おこさん)の症状(しょうじょう)については、ご両親(ごりょうしん)をはじめとする周囲(しゅうい)の大人(おとな)の方(ほう)が注意(ちゅうい)してよく観察(かんさつ)してください。また、発疹(はっしん)に加え(くわえ)、高熱(こうねつ)で頭痛(ずつう)がし、虫(むし)の刺し傷(さしきず)がみられる場合(ばあい)、「ツツガムシ病(つつがむしびょう)」が考え(かんがえ)られます。このような症状(しょうじょう)がある場合(ばあい)は、内科(ないか)または皮膚科(ひふか)を受診(じゅしん)しましょう。発疹(はっしん)と発熱(はつねつ)に、手(て)や足(あし)のしびれ、筋肉痛(きんにくつう)がある場合(ばあい)は、「結節性(けっせつせい)多発(たはつ)動脈(どうみゃく)炎(えん)」の疑い(うたがい)があります。口(くち)や陰部(いんぶ)の潰瘍(かいよう)、目(め)の痛み(いたみ)を伴う(ともなう)場合(ばあい)は、「ベーチェット病(びょう)」、さらにリンパ節(りんぱせつ)の腫れ(はれ)がみられる場合(ばあい)は、「ホジキン病(びょう)」が考え(かんがえ)られます。これらは内科(ないか)を受診(じゅしん)します。ニキビの治療のための薬は、軟膏やクリームなど、直接患部に塗るタイプのものだけでなくて、飲み薬もあります。
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肌 トラブル

肌のトラブルという場合、たいてい発疹がみられます。ただし発疹が見られたからといって皮膚疾患が原因とは限りません。特に、発疹と発熱がともに見られる場合、全身性の疾患(内臓の疾患)が疑われることがあります。

肌 トラブル