主婦湿疹

「主婦(しゅふ)湿疹(しっしん)」は、「進行性(しんこうせい)指(ゆび)掌(てのひら)角(かく)皮(がわ)症(しょう)(しんこうせいしょうかくひしょう)」とも呼ばれ(よばれ)、20代(だい)頃(ごろ)から始まり(はじまり)、主に(おもに)女性(じょせい)の利き(きき)手の指(てのゆび)を中心(ちゅうしん)にみられる肌(はだ)のトラブルです。過度(かど)の水仕事(みずしごと)や外的(がいてき)刺激(しげき)などによって、利き(きき)手の指(てのゆび)の背面(はいめん)、側面(そくめん)に湿疹(しっしん)が生じ(しょうじ)ます。乾燥(かんそう)型(がた)と湿潤(しつじゅん)型(がた)があります。乾燥(かんそう)型(がた)のものは、指の腹(ゆびのはら)面(めん)の角質(かくしつ)が強く(つよく)傷つい(きずつい)ているのが特徴(とくちょう)です。指紋(しもん)が消失(しょうしつ)したり、亀裂(きれつ)を起こし(おこし)、皮膚(ひふ)が硬化(こうか)するなどの変化(へんか)が見(み)られます。かゆみよりも刺激(しげき)感(かん)が強い(つよい)ようです。一方(いっぽう)、湿潤(しつじゅん)型(がた)では、表面(ひょうめん)が湿っ(しめっ)たぶつぶつが指(ゆび)やてのひら、手の甲(てのこう)にもみられる刺激(しげき)性(せい)皮膚炎(ひふえん)のひとつです。かゆみがあり、かくと悪化(あっか)します。両手(りょうて)に広がる(ひろがる)こともあります。原因(げんいん)は外的(がいてき)な刺激(しげき)によるものであることは確か(たしか)なようで、女性(じょせい)、特に(とくに)水仕事(みずしごと)を始め(はじめ)た若い(わかい)女性(じょせい)に多く(おおく)見(み)られます。水仕事(みずしごと)で洗剤(せんざい)を用い(もちい)、手(て)の脂肪分(しぼうぶん)が洗い流さ(あらいながさ)れたり、水仕事(みずしごと)で角質層(かくしつそう)が軟化(なんか)し、そこに洗剤(せんざい)の界面(かいめん)活性剤(かっせいざい)や、食品(しょくひん)、調味料(ちょうみりょう)、ゴムあるいは金属(きんぞく)といった、外的(がいてき)な刺激(しげき)が皮膚(ひふ)に侵入(しんにゅう)しやすくなることが原因(げんいん)と考え(かんがえ)られます。未婚(みこん)の女性(じょせい)でも、仕事(しごと)で手(て)に刺激(しげき)を受ける(うける)ようになり、症状(しょうじょう)があらわれはじめることがあります。体質的(たいしつてき)には、皮脂(ひし)の分泌(ぶんぴつ)が少ない(すくない)人(じん)や、アトピー性(あとぴーせい)アレルギーなど、ほかの肌(はだ)トラブルをもともともっていた人(ひと)にしばしばみられます。また、利き手(ききて)ではなくても、指輪(ゆびわ)などをしているとそこに洗剤(せんざい)や刺激物(しげきぶつ)が付着(ふちゃく)しやすくなり、そのまわりに湿疹(しっしん)が出(で)やすくなります。コラーゲンは保湿効果がある成分であるため、肌の真皮にあるコラーゲンが不足すると、シワやたるみの原因になってしまいます。

肌 トラブル

「主婦湿疹」は、「進行性指掌角皮症(しんこうせいしょうかくひしょう)」とも呼ばれ、20代頃から始まり、主に女性の利き手の指を中心にみられる肌のトラブルです。過度の水仕事や外的刺激などによって、利き手の指の背面、側面に湿疹が生じます。

肌 トラブル